†第二歩† 惨状

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「助けてくれぇ..」 「いたいよ。パパァァァア」 村のあちこちから聞こえる悲鳴が二人の耳に刺さる 「くそっ..一体何がどうなってやがる」 「お兄ちゃん..怖いよぉ」 二人は走り抜けながら自宅へと足を剥ける 「おっ..親父.」 「お父さん!?」 兄妹の前にいた父は全身血塗れで生きているかどうかもわからないほど重傷だった 「ロイ..スとレイ.ラか...」 . 「親父..良かった.まだ生きてんのか.」 .
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