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2人が座ったのを確認すると煌綺もソファーを出し2人と向かい合う様にして座り紫苑が切り出した。 紫『俺達・・に・・謝る・・って?』 胡『謝る?この人うちらになんかしたん?』 胡蝶は首を傾げた。 紫『さぁ?・・でも・・煌綺が・・さっ・・き』 紫苑もよく事情が分からないため2人が煌綺を見た。 【すまかなった!!】 2人が見ると突然、煌綺は2人に向かって土下座をした。 胡『・・・いきなりこの人何してるん?』 胡蝶は頭を下げた煌綺の隣にしゃがみ込みツンツンと腕を突いた。 紫『あね・・ダメ』 胡『は~ぃ♪』 胡蝶は紫苑に止められ、おとなしく紫苑の隣に戻った。 紫『頭・・あげ・・なよ・・話し・・て・・もらわ・・ない・・と・・わかん・・ない』 【・・・あぁ。そうだよな】 紫苑に言われ煌綺は頭をあげるとソファーに座った。 【・・・俺が謝りたいのは・・・お前達を救ってやれなくてごめんな】 胡『・・・どーゆーこと?』 煌綺の言葉に2人が顔を見合わせた。 【・・・あの時、俺が規律を破ってでもお前達を助けてやってたら・・・お前達はあんな目に合わずにすんだから・・・】 煌綺が言う『あんな目』がわかった紫苑と胡蝶は顔を見合わせた。 紫『・・・あれは・・煌綺・・が・・悪い訳・・じゃ・・ない』 紫苑の言葉に煌綺は首を横に振った。
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