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【・・・俺はな、お前達が生まれた時から今までお前達2人を見てきた。親でもねぇのに毎日飽きもせずな。お前達の成長してく姿を見てるのが楽しかった・・・】
紫苑と胡蝶は黙って煌綺の話を聞いた。
【・・・だがお前達が5歳の歳に・・・。お前達を助けたかった!!。でも・・・神として規律を破る訳にはいかなかった。自分の感情だけで、神と人間は接触してはいけなかったから・・・。出来るのはお前達がいつも一緒にいれる様にするだけだったから・・・∑!!】
申し訳ないと頭を下げていた煌綺の隣に胡蝶と紫苑が立ち、2人で煌綺を抱きしめた。
胡『謝んないでよ。あのことは煌綺のせいじゃないよ』
【だが俺が助けてたら!!】
紫『助け・・よう・・と・・してくれた・・んだろ?』
【・・・あぁ】
胡蝶『それだけで十分だよ。ねっ♪しーちゃん』
紫『あぁ。・・俺達・・いつも一緒・・に・・いれた・・煌綺が・・一緒に・・いさせて・・くれ・・たから・・こう・・して・・生きて・・これた・・あり・・がと』
【・・・紫苑・・・胡蝶・・・】
煌綺は2人をギュッと抱きしめた。
それから暫くして胡蝶が沈黙を破った。
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