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数分後、戻ってきた煌綺の手には何か武器が握られていた。
【それと、これは俺からお前達にプレゼントだ。紫苑にはこれを。胡蝶にはこれな】
そういって煌綺は紫苑に双銃-ソウジュウ-、胡蝶には先に鎖で扇がついている筆叉架-ヒッサカ-を渡した。
【紫苑のは双銃、名前は竜華双-リュウカソウ-。胡蝶には筆叉架、名前は筆叉架が羅樹-ラジュ-、扇が水孔雀-ミズクジャク-だ】
武器を受け取った胡蝶と紫苑は煌綺に視線を向ける。
【ん?どうした?】
紫『なん・・で・・武器?』
【あぁ、向こうに行ったら俺は助けてやれないからな。それは・・・俺の変わりにお前達を護ってくれる・・・まぁ、お守りみたいなもの・・だな】
胡『えぇ!?煌綺にもう会えないの!?』
煌綺の言葉に胡蝶が煌綺の腕を掴むと、煌綺はクスリと笑って胡蝶の頭を撫でた。
武器イラスト§鬼蝶§さん
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