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光「凛刀・・・今度は毛利・・・ですか」
銀の髪の青年の更に後方から凛刀を飛ばしてきた青年が明智を睨みつけ紫苑の隣へ移動してきた。
就「貴様、こんな子供に何をしようといていた!?」
光「何って・・・尾張までご同行してもらうようにお願いをしていただけですよ(毛利と・・長曾我部が一緒ということは・・・)」
「ねぇ」と同意を求められた紫苑は首を横に振り、隣にいる元就にキュッと抱き着いた。
親「お願いの割には子供が嫌がってるぜ。明智さんよ~」
光「おやおや、私は嫌われてしまったみたいですね・・・ここは一旦引きましょう。・・・小さなお嬢さん。いずれまたお会いしましょう・・・(同盟の・・噂は本当・・だったと・・言うことですね・・・)」
そう言って光秀はその場を後にした。
光秀がいなくなった後でも元就にしがみついて離れない紫苑に元就は安心させるように頭を撫でて、顔を覗き込んで話掛けた。
就「安心するがよい。奴はいなくなった。・・・そなた名はなんと言う?」
紫『・・・紫苑・・・∑!?』
するといつの間にか側に来ていた元親にいきなり抱き上げられ驚いた。
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