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親「そうか。・・・紫苑、家はどこだ?俺と元就が送ってやるぜ」 紫『・・・家は・・・ない』 就「家がない?」 元就の言葉にコクンと頷き少し俯いていたが、思い出した様に顔を上げた。 紫『・・・あ・・・えっと・・・元就さん・・元親さん・・』 親「紫苑、俺は元親だ!。さんなんてガラじゃねぇよ」 就「我も元就でよい。オヌシなら呼び捨てでも構わん」 紫『・・・んじゃ・・・チカ・・にぃ・・と・・ナリ・・にぃ・・って・・呼ぶ』 紫苑はフワリと笑顔で2人を呼ぶと2人はまたしても顔を赤くした。 そんな2人に気づいていない紫苑は話を進める。 紫『あの・・ね・・チカ・・にぃ・・ナリ・・にぃ。近く・・で・・俺に似た・・女の子・・見・・なかっ・・た?』 親「紫苑に似た女?・・・いや見なかったな」 就「我もみては・・・ん?。紫苑・・・今なんと?」 元就は紫苑の近くに寄った。 紫『ん?女・・の・・子?』 就「違う!もう少し前だ」 紫『・・・俺に・・似・・た?』 就「俺・・・」 紫苑の言葉に元就と元親は驚いて顔見合わせた。 親「・・・紫苑・・・オメェ・・・もしかして!?」 紫『・・・・?』
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