1

8/8
前へ
/8ページ
次へ
「あっクラス分け?そういえば何組だろう…。」 「あっまたSクラスだあー。」 「Sクラスっ!?やっぱり結菜…超すごいんだね…。」 この学園はS、A、B、Cの4つに分けられている。 Sクラスは超お金持ちだけが入ることの出来る超V.I.P.の集まるクラス。 A~Cクラスは45人ずついるのに、Sクラスは15人しかいないらしい。 そしてA~Cの中に優劣があるわけではない。 でもSじゃないから、と言っても物凄いお金持ちばっかり。 私はどこだろう? 結菜と一緒が良かったけど、Sクラスだもんなぁ…。 とAから順番に名前を見ていると 「あっ!やったー!舞も結菜と一緒だねぇ♪」 と結菜が抱きついて来た。 「えっ?私?」 「うん!舞と一緒嬉しい~♪Sクラってメンバー変わらないんだもん~!」 いやいやいや、私がSクラスなわけがない。 私は庶民だよ!? 私は人間違いだと思ってSクラスのところを見た。 「いやいや、そんなわけ……………えーーーー!!!!!????」 そこには確かに 佐々木舞 の4文字が表示されてる。 「どしたの?」 結菜が顔を覗き込ませて来た。 _
/8ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加