3人が本棚に入れています
本棚に追加
「あっクラス分け?そういえば何組だろう…。」
「あっまたSクラスだあー。」
「Sクラスっ!?やっぱり結菜…超すごいんだね…。」
この学園はS、A、B、Cの4つに分けられている。
Sクラスは超お金持ちだけが入ることの出来る超V.I.P.の集まるクラス。
A~Cクラスは45人ずついるのに、Sクラスは15人しかいないらしい。
そしてA~Cの中に優劣があるわけではない。
でもSじゃないから、と言っても物凄いお金持ちばっかり。
私はどこだろう?
結菜と一緒が良かったけど、Sクラスだもんなぁ…。
とAから順番に名前を見ていると
「あっ!やったー!舞も結菜と一緒だねぇ♪」
と結菜が抱きついて来た。
「えっ?私?」
「うん!舞と一緒嬉しい~♪Sクラってメンバー変わらないんだもん~!」
いやいやいや、私がSクラスなわけがない。
私は庶民だよ!?
私は人間違いだと思ってSクラスのところを見た。
「いやいや、そんなわけ……………えーーーー!!!!!????」
そこには確かに
佐々木舞
の4文字が表示されてる。
「どしたの?」
結菜が顔を覗き込ませて来た。
_
最初のコメントを投稿しよう!