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「う…わ…。」 私は校舎の玄関の前でも立ち尽くしていた。 「どうしたの?」 結菜は私の腕を掴んだまま見てくる。 「どうしたもなにも…おかしいよ、これ…。」 私の目の前には、いかにもお金使ってます!って感じのガラスのドア。 ここにも守衛さんがいる。 この校舎は大体ガラス張り。 どうやら校舎はいくつかあって、各クラスがあるのはこの校舎のようだ。 それにしても…大きい。 「なんにもおかしくないよぉ。舞、クラス見に行こう!」 「あークラス…。そういえばまだ知らないね。」 「じゃあ見に行こう!」 また結菜は私の手を掴んで進んでいく。 玄関を抜けるとエントランス。 床は…大理石。 ホテルみたいだよ…。 受付に、いわゆる受付嬢がいて、エントランスは吹き抜け。 数えてみたら7階まである。 正面には大きな階段がある。 右にはエレベーターホールがあるみたい。 結菜に連れられて左に進み、大きな広間みたいなところに出た。 そこには生徒がたくさんいて、前には大きなスクリーンで1年生のクラスが表示されてる。 _
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