恐らく宝ものになるだろう

はじめまして

僕は目が覚めると汗でベトベトになっていた。

この暑さからしたら今は夏だと思う。

僕はゆっくり起き上がろうとした。

すると木の板に頭をぶつけた。

どうやら木の箱に閉じこめられているようだ。

せーの、と力を入れて箱を蹴り壊して外に出た。

そこは日本かどうかも分からない森の中だった。

見渡す限り木、木、木。

いや、それだけじゃ無かった。見上げたら星が沢山光っていた。

そして夜だった。