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「で、未来人君それはタイムマシーンなんでしょ?」
「えぇまぁ…試作機ってとこです。だから、もう帰らなくっちゃならないので」…というと
目を輝かせて。
「目の前で、タイムスリップする人が見られるの?ホント?見せて見せて。でもその前に聞きたいこと
いくつかあるんだけど?いい?」と彼女は喜んでいた。
「じゃぁ3個だけ、元の時間で先生が待ってるから…」
「え~3個?ケチ…まぁいいわ…3個でクリティカルな質問してあげるから」といって彼女は悩んでいた。
見れば見るほど、先生に似ている。
「先に質問してもいい?ここは2003年?」今更であるが、僕は確認した。到着しただけで、成功だと思って
いたが少し違和感があった。それは彼女である。もしや先生=彼女では無いかと思い始めたからだ。
「ん?2010年だよ?君から質問したから、私にひとつ質問追加ね?じゃぁまず一つ目!これを作ったのは君?」
やっぱり…この人先生だ。それもここの学校の卒業生だったなんて…
「えっ…え?まぁ僕と、先生で作ったんだけど…」
「そっか~2つ目、この場所についたって事は、未来のここの学生?」
「うん。そうだけど…」
「ってことは、君は後輩か~それとここの先生がタイムマシン作っちゃうんだ?」
「そういうことになりますね~」
「3つ目、君は何年から来たの?」
「2020年…」
「そっか…2020年にはタイムマシンが出来ちゃうんだ…そのころには私は28かぁ~結婚してるのかな~」
「して…」言いかけて未来が変わりそうだから言うのを止めた。
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