第2話 神様再登場!!

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神の口からは未だにブツブツとお経のような声が聞こえる。 女は唖然としていた。 ………ちょっと待て。 さっきまでにこやかに会話していた神様はどこ行った? てか、あれ なんて親バカ?← 「えー……と。………神様?」 女は若干、いや、大分引きながら神へと話かけた。 「ブツブツ………うん?なんだい?」 どうやら神の暴走は一時治まったようだ。 よかった……戻った。 女は密かに安堵していた。 「説明がまだ途中なんですが……」 「あぁ!!そう言えば。えー……っとどこまで言ったっけ?あぁ、そうだった。で、息子と旅に出てほしい……って言うか出て貰うから。」 神は女に向かってむかつくほどに綺麗に笑ってそう言った。 強制ですか、そうですか。
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