第1話
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…― 由宇は薄暗い部屋の中、 目を覚ました 綺麗な金髪が汗でじっとり塗れている またあの夢だ カーテンから薄く光が漏れている 由宇は隣の布団で寝ている少年を見た 先ほどまで波打っていた鼓動が徐々に落ち着いてくるのを感じながら、 彼を起こさないように静かにベットから立ちあがった
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