3人が本棚に入れています
本棚に追加
タビト「悪いなぁ何分僕も訳ありでな。飼ってやる事ができないんだ…だから、さ。飯だけで勘弁してくれよな!」
少年は野良猫相手に両手を合わせ真剣に謝っている。
猫は仕方ねえなと言わんばかりに食料をほうばる。
タビト「しかしこんな世の中だ、人間だっていつ捨てられるか解んね。逆言やぁ俺には捨ててくれる人もいないがな。」
少年は皮肉たっぷりに歯に噛みながら猫相手にケタケタ笑った。
その時、何処かの車からかラジオからニュースが流れている。
最初のコメントを投稿しよう!