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ドッゴオオォォォン!!!
タビト「………え?」
突然の爆音と共に目の前の景色が弾けとんだ。
凄まじい風で吹き飛びそうになる体に力を入れ、砂埃でつぶりそうになる目蓋を少し下げ、目の前にある物体を見つめてみる。
???「…この世界観確か…これは…間違えた。」
タビト「…はい?」
???「目的地を誤ったと言う事です。…やや、人がいましたか。こんにちわ。宇宙特別警備保障地球担当の機械生命体でございます。以後お見知りおきを。」
タビト「…なんて?」
砂埃で見えにくかった視界がハッキリしてきた。
目の前にどのくらいの大きさだろうと思う『真っ白い山羊のようなロボット』が足から斜めに地面に刺さっていた。
???「平たく言えば『宇宙人』です。」
タビト「いや、自分で言うかな…普通。」
冷めた反応で目の前の生物に切り替えす。
???「隠す事でもないですし…最近のお子さんはこういう出来事に興味ないんですか。」
渇いた笑いとともに言葉を返してきた。
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