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それから音楽が大好きになり色々聴きまくった。
次第にギターに強い憧れを持つ事になっていった。
しかし周りに音楽をしている人間など居なくて俺は毎日くすぶるモヤモヤとした気持ちを毎日持ち続けていた。
そして中学生に上がる年になり毎日は早々と過ぎて行った。
そして中2になった時俺に襲いかかった。
イジメだ。
あれは何がどうとかじゃ無かった。
罰ゲームみたいなもんだった。
ターゲットを見つけると10人くらいで毎日殴る蹴る雑巾を絞った水を飲ませ教科書を燃やす。
最低な暴力。
俺は登校拒否した。
毎日理不尽な暴力を受けるくらいなら行かない選択を選んだ
それは正しいかどうか解らんけど俺はそうした。
そして毎日音楽を聴きまくった。
しかしずっと家に居続けるとおかしくなるんだろう。
ある日自殺を決意した。
夜中風呂場に行きカミソリで手首を切ろうと考えた。
その日母親達が寝静まるのを待ちラジオを聴いていたらラジオからブルーハーツの終わらない歌が流れた。
世の中に冷たくされて一人ぼっちで泣いた夜………
涙が流れた。俺の事なんて知らんであろう人が俺の気持ちを歌ってる。
涙が止まらんかった。
俺は自殺を音楽に助けて貰った。
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