聖バレンタインデー

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今日はヘンリの故郷、天津では、チョコレートをあげる日なのだそうです。 それを聞いたセドリクは、アルベルをつかまえると、 「チョコレート食べたいな♪」…と。 何のことだかよく分かっていないアルベル君は、 「じゃあ、生チョコ作ってあげるよ」とおおはりきり。 材料を露店で揃えると、ふたりはステイブルストン邸厨房でしばし格闘。 午後はお茶会を開いてシャンパンと一緒に召し上がれ♪ セドリクは大喜びですが、ヘンリは… 「何だろ~? この場合これは逆チョコ? それとも友チョコ?」 と、理屈っぽい。 「まあ…アルベルが手伝っただけあって、うまいぜ?」 と褒めてはくれました。
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