好き×気持ち

2/22
219人が本棚に入れています
本棚に追加
/488ページ
これはたぶん…世に言う恋…と言うやつなのかも知れません… あたしは、いわゆるお嬢様で執事兼護衛が付くような学園に入れられた。 そしてしばらく経ってあたしは、気づいた…このときめきは、恋だ!と… 「それで?」 今の話を聞きながら初めに出来た親友 高松 蘭が長澤 麻奈に聞いた。 蘭は、少し高慢でおしとやかなお嬢様で恋バナが何より好きである。 「それでって?」 麻奈は、蘭に聞き返す。 「告白するんですの?」 「…なっ!する訳…!」 「ちょっと待った」 今まで黙って近くにいた麻奈の二番目の親友 瀬戸内 悠希(セトウチ ユウキ)が急に言った。 ちなみに男性?と思わせるような名前だが正真正銘の女性だ。 悠希は、クールビューティーで音楽が好き ロックバンドを組んでいる。 「執事君に対してのときめきってただ男に免疫がないからドキドキするんじゃない?」 「うーん…でもクラスの男子とはドキドキ感が違うと言うか…」
/488ページ

最初のコメントを投稿しよう!