旅立ちの時

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俺が起きたのは見知らぬ部屋だった。 俺は体を起こす。この部屋にはしっかりとした威容があり、かつて伝説の勇者がいたかのような面影を残している。 それもそのはず。これは創られし世界なのだから。 俺は床を踏みしめ自分が存在していることを確かめる。すると本棚が目についた。 「こういうところにアイテムとかが隠されてるんだよな。」 背伸びをし手を伸ばして見えないところを探る。 無造作に置かれたほんが今にも崩れそうだ。 「ヤバい!本が落ちる。」 無数の本が俺にめがけて降ってくる。 HP1→0     †game over† なんでぇぇ!?
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