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女性「カズキ!!」
え?カズキ?
俺達は顔を見合わせた。
俺達の中にカズキなんて名前はいない。
女性「・・・ごめんなさい。
人違いでした・・・。」
二度びっくり。
どう見てもこの女性は人間だ。
俺達は安心した。
女性「あなた達は、ここで何をしているのですか?」
B「いや、えっと、肝試しを・・・。」
女性「そう・・・。
でもこのアパートには少ないけど人が住んでますよ。」
D「マジかよ!」
C「そうだったのですか?」
ああ、開かない部屋があったのは、人が住んでいてカギが掛かってたのか。
なんか、とても申し訳ない。
俺「すんません、てっきり人なんか住んで無いと思って・・・。
もう帰ります。
お騒がせしましたー。」
これい以上、俺達がここにいるのは場違いだ。
だか、女性は俺を見ると、何か驚いたような表情をした。
女性「・・・あなた達、肝試しにここに来たんですよね?
この階、出る部屋がありますよ?」
女性が急に話始める。
マジかよ!勘弁してくれ。
D「おぉ、本当ですか?
ぜひ教えて下さい!」
C「え~、怖いよぉ」
女性「ええ、構いませんよ。
でも、そこのあなたは早くここから帰った方がいいですよ。」
と言って女性は俺を指差した。
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