友人に誘われて

4/5

13人が本棚に入れています
本棚に追加
/49ページ
女性「カズキ!!」 え?カズキ? 俺達は顔を見合わせた。 俺達の中にカズキなんて名前はいない。 女性「・・・ごめんなさい。 人違いでした・・・。」 二度びっくり。 どう見てもこの女性は人間だ。 俺達は安心した。 女性「あなた達は、ここで何をしているのですか?」 B「いや、えっと、肝試しを・・・。」 女性「そう・・・。 でもこのアパートには少ないけど人が住んでますよ。」 D「マジかよ!」 C「そうだったのですか?」 ああ、開かない部屋があったのは、人が住んでいてカギが掛かってたのか。 なんか、とても申し訳ない。 俺「すんません、てっきり人なんか住んで無いと思って・・・。 もう帰ります。 お騒がせしましたー。」 これい以上、俺達がここにいるのは場違いだ。 だか、女性は俺を見ると、何か驚いたような表情をした。 女性「・・・あなた達、肝試しにここに来たんですよね? この階、出る部屋がありますよ?」 女性が急に話始める。 マジかよ!勘弁してくれ。 D「おぉ、本当ですか? ぜひ教えて下さい!」 C「え~、怖いよぉ」 女性「ええ、構いませんよ。 でも、そこのあなたは早くここから帰った方がいいですよ。」 と言って女性は俺を指差した。
/49ページ

最初のコメントを投稿しよう!

13人が本棚に入れています
本棚に追加