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わ『はっ、はぃ。だぃじょうぶぅでぇす。』
っと、変な裏声で答えてしまった。
(うわぁ。かなり恥ずかしい。)
は『そっか。良かった。』
春人は優しい声で、そういうと直哉を解放した。
直哉はその場で、座り込んだ。
な『すみませんでした。美味しかったです。ご馳走様でした。』
直哉は、まるで体育大会系並みの土下座を、美和に向かってした。
み『お粗末様です。着替えを置いてあるから、お風呂に入ってきてね。』
(えっ?ん?美和はこの状況に、慣れてるの?)
は『驚かして、ごめんね。あいつは、いつも、あぁなんだ。』
(いつも、あぁって…。美和も春人さんも、苦労をしてるんだ。)
み『片付けを、手伝って貰える?』
わ『うぅん。』
(美和も慣れてるの?)
私は美和に生返事をして、片付けを手伝った。
その間、春人はのんびりと、コーヒーを飲んでいた。
片付けは思ったよりも大変で、ちょっと、春人にイライラした。
(こんな風にしたのは、春人さんなのに💢)
そう思ったら、態度にも出てしまったが、春人は見て見ぬ振りをしていた。
春人が徐に立ち上がったと思ったら、皆で眠っていた部屋に行った。
(また、眠るの?)
私は、更に、イライラした。
リビングの片付けが、ある程度終わった時に、部屋を覗いたら、春人は布団を畳んで、掃除機をかけていた。
(人の家なのに❗えぇ~❗)
私は、目を丸くして、その光景を見た。
美和の家の勝手を、知り尽くしているみたいだ。
は『美和ちゃん、片付いた?』
み『片付きましたよ。』
は『直哉は、風呂から上がったかな?』
み『音がしないけど、大丈夫ですかね?』
は『見てくるよ。』
春人は、そう言うと、お風呂場に向かった。
わ『美和…。これって、普通なの?』
み『あぁ。普通じゃないけど、気にしない方が良いよ。私らも、準備を始めようか?』
お風呂場から春人と直哉の怒鳴りあいが聞こえてくるが、美和に言われた通りに、私は準備を始めた。
怒鳴りあいの内容から、直哉は長風呂派らしい。
(どうでも良い様な、良くない様な…。)
急に、家の中、全体が静かになった。
少しだけ気になって、急いで準備を終わらせて、リビングに行くと、直哉と春人が仲良く、コーヒーを飲んでいた。
(意味がわからない❗)
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