…1…過去…

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わ『はっ、はぃ。だぃじょうぶぅでぇす。』 っと、変な裏声で答えてしまった。 (うわぁ。かなり恥ずかしい。) は『そっか。良かった。』 春人は優しい声で、そういうと直哉を解放した。 直哉はその場で、座り込んだ。 な『すみませんでした。美味しかったです。ご馳走様でした。』 直哉は、まるで体育大会系並みの土下座を、美和に向かってした。 み『お粗末様です。着替えを置いてあるから、お風呂に入ってきてね。』 (えっ?ん?美和はこの状況に、慣れてるの?) は『驚かして、ごめんね。あいつは、いつも、あぁなんだ。』 (いつも、あぁって…。美和も春人さんも、苦労をしてるんだ。) み『片付けを、手伝って貰える?』 わ『うぅん。』 (美和も慣れてるの?) 私は美和に生返事をして、片付けを手伝った。 その間、春人はのんびりと、コーヒーを飲んでいた。 片付けは思ったよりも大変で、ちょっと、春人にイライラした。 (こんな風にしたのは、春人さんなのに💢) そう思ったら、態度にも出てしまったが、春人は見て見ぬ振りをしていた。 春人が徐に立ち上がったと思ったら、皆で眠っていた部屋に行った。 (また、眠るの?) 私は、更に、イライラした。 リビングの片付けが、ある程度終わった時に、部屋を覗いたら、春人は布団を畳んで、掃除機をかけていた。 (人の家なのに❗えぇ~❗) 私は、目を丸くして、その光景を見た。 美和の家の勝手を、知り尽くしているみたいだ。 は『美和ちゃん、片付いた?』 み『片付きましたよ。』 は『直哉は、風呂から上がったかな?』 み『音がしないけど、大丈夫ですかね?』 は『見てくるよ。』 春人は、そう言うと、お風呂場に向かった。 わ『美和…。これって、普通なの?』 み『あぁ。普通じゃないけど、気にしない方が良いよ。私らも、準備を始めようか?』 お風呂場から春人と直哉の怒鳴りあいが聞こえてくるが、美和に言われた通りに、私は準備を始めた。 怒鳴りあいの内容から、直哉は長風呂派らしい。 (どうでも良い様な、良くない様な…。) 急に、家の中、全体が静かになった。 少しだけ気になって、急いで準備を終わらせて、リビングに行くと、直哉と春人が仲良く、コーヒーを飲んでいた。 (意味がわからない❗)
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