終わる世界に始まりを

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違いねぇ、そう言った 男はそばにあった 自動販売機のボタンを 押した。 バシュッという音がして 販売会社から自動転送 された紙コップを 二つ取り出す。 俺が茶髪を揺らして 顔を向けた時だった。 「…いつなら植物人間に なりたい…?」
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