第二章

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挨拶を終えると凛は、風のように、消えていった。 俺も、走って教室を出たがそこに凛の姿は無かった。 俺は一応昇降口まで走った。途中何走ってんのこいつ。みたいな顔をした生徒がいたが無視した。 昇降口 昇降口に走りながら辿り着いたが誰もいない。 凛さえもいない。 あいつ、何者なんだ? 俺は、疑問を持ったが、放っておいて、下校した。 いつも通りの一人だけの帰り道。 しかしいつもと違った。 菊池凛…あいつには、何て言うか………不思議だ。 俺は、そう思いながら家に向かい歩き続けた。
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