第二章

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俺がそんな事を考えていると、先生はクラス表を渡し 「自分の名前を見つけて、クラス、出席番号を覚えてクラスに行ってください。後、一年のクラスは、三階だから…」 俺は軽くお礼をして、クラス表を見た。 俺は……一組か。 一組教室前 人の気配がしない。 まあ、俺を除いて一人しか来てないのだから当たり前か。 そういえば座席表がドアに貼ってないということは、中に貼っているのだろう。 ガラガラ 「……………」 教室の中には前髪がおでこぐらいまであり、髪はショートで読書していて背は少し低い女子がいた。 多分、先生が言っていた奴だろう。 俺は、黒板に貼ってある座席表で席を探す。 あった。 一番後ろで右から二番目に近藤誠の名前はあった。 ちなみに、俺の隣、角にはあの女子が座っている。 俺はついでに彼女の名前を確認した。 名前は菊池凛(きくちりん)だと分かった。
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