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何と街の裏通りにあるラブホテル街だ。
いや、ただこの道を通っているだけだ。落ち着け！
そう思っている間にも二人はホテルの前で立ち止まる。
ズキン！！！
僕の心臓はかつてないほど高鳴っていた。
男が友ちゃんの手を引っ張って無理やりホテルに連れ込もうとしている。
友ちゃんはどうやら拒んでいるようだ。
それでこそ僕の彼女！
そこの一線は絶対に越えてはならない。
そうだ彼女が拒みきったら僕が何気なく登場してあの男をボコボコにしてやろう！
決めた！！
僕の拳は強く握られた。
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