2999人が本棚に入れています
本棚に追加
/50ページ
次の日になり僕は一つの決断をした。
友ちゃんにおしおきをしよう。
僕を裏切って他の男と寝るなんてどこまで腐ってるんだ。
堕落女め!
そして僕は日曜日の今日友ちゃんが夜塾に行く事は知っていた。
それまでに一つ用事を済ませて友ちゃんの帰りを待った。
友ちゃんの帰り道で待ち伏せしていきなり叱ってやろう。
決めた。
そして友ちゃんの塾が終わる夜21時になった。
友ちゃんはこの道をもうすぐ歩いて帰ってくる。
そう思うと色んな感情が湧いてくる。
憎悪。
嫉妬。
愛情。
胸に色んな気持ちを詰めて友ちゃんを待った。
向こうから夜道を歩いてくる高校生が来た。
僕はじっと電柱の陰に身を潜ませ確かめた。
来た。
友ちゃんだ。
最初のコメントを投稿しよう!