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公園のトイレは少し小奇麗で広く、中で話していてもあまり外には音が漏れそうにない。
「友ちゃん、何で僕がこんなに怒ってるかわかる?」
「う、、、」
友ちゃんはお腹を押さえて言葉に詰まっている。
きっと言いわけの言葉が見つからないのだろう。
浮気がばれたと感づいたのだろう。
「いつまで痛い振りしてんの?」
僕は友ちゃんの髪の毛を掴んで座っている友ちゃんを無理矢理立たせた。
「な、何の事?」
友ちゃんは泣きだした。
それが僕の感情に火を付けた。
「何をここまで来てとぼけてるんだ!?泣けば許されると思ってるんだろ!!!」
僕はついに切れた。
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