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女〈どうした。その程度か。フッ……〉
女はそういって倒れてる三人組を一人づつ黒板まで吹っ飛ばした。生徒ABC〈…………〉気を失っていた。その時点でAクラスは女が頭になった。彼女は篠田真理子。
篠田は教室を出ていった。しばらく教室には沈黙が流れている。篠田〈ここには強いやつはいないのか……〉篠田はイライラしている。するとふと篠田は校庭をみた。校庭は今日に限って土煙がひどくあまり見えない。だが篠田は人影が見えるのに気づいた。その人影は篠田より遥かに小さい体をしていた。すると門の近くに集団の人影が見えた。篠田はその集団に目を凝らした。篠田〈!?〉そこにはマジ女の敵対校、矢場久根女学園高校の姿だったのだ。しかも全員武器を所持している。少女はその人影に近づいていった。篠田〈あいつ……なに考えてる。〉篠田はそう呟いた。無理もない。そこには30人以上の矢場久根がいたからだ。少女は少し進んでとまった。少女はニコッとした。その瞬間、矢場久根は少女に向かって走り出した。
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