猫と狐と時々オバサン?

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麒之 「見たことのない、天井?」 別にこれはネタなどではなく、本当に見たことのない天井なのだ。 麒之がゆっくりと体を起こすのと同時に、恐ろしくシュールな光景が麒之の目に入ってきた。 晃 「……もう……食えないよ……むにゃむにゃ💤」 悠 「やっぱり紫……オバサン……怖い ガタガタ。」 竜 「やはり、文献にあったとうりですか。」 左では、晃が爆睡していて右には、悠がなぜか、がくがく震えながらぶつぶつ言い、竜はこの場所を知っているようなことを呟き、考え込んでいる。 そして目の前には、金色の髪が長くて綺麗な女性が、不機嫌そうな顔で立っていた………が、いきなり目の前から消えた。 ドゴン 麒之 「えっ、何?今の音、何?」 と同時に麒之の隣で大きな音がなり、麒之が横を向くと ? 「私は、おばさんじゃないわよ!」 さっきの女性が、悠をフルボッコにしていた。 「ハッ、お姉さんダメだよ!悠が死んじゃう!」 「麒之やめろ!この人をお姉さんって認めたら、世界中の女性はみんな、ロリッ娘になってしまう!」 現状を理解した麒之が女性を止めようとすると、悠が余計なことをほざき
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