*゚゚*タイムリミット*゚゚*

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  あたしはニコッと微笑んで、大広間への敷居を跨いだ 4人分綺麗に空いた席に、続いて腰を掛けていく 大広間に入り、座るまであたし達はずっと刺さるような視線を浴び続ける その視線は、もちろん土方さんの物 物凄い怖い目で、あたし達4人をみている でも近藤さんが頂きますの合図をすると、土方さんも素直に自分の膳に箸を付けた …ったく あんな目してっから、鬼の副長ーとか言われるんだっつの べーっと心の中で舌を出しながら、あたしも食事を始めた 「ふーっ!食った食った」 食べ終わったばかりで少し張っている腹をさすりながら、あたしは幸せそうに声を発する そんな時チラリと横を見て、目に入ったのは呆れ顔の斎藤さん  
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