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「大丈夫だよ、私は冬好きだしね」
そう言って、少し前にジャンプした。
「おいおい、間違えても風邪なんか引くなよ…また入院とか嫌だからなぁ…」
ゆずは体が弱く、入退院を繰り返している。凄く体が弱いのでこんなことをしているとかなり不安だ。
「…ひゃ!」
鈍い音がして、目の前で派手にゆずが転んだ。
「おいおい…」
鞄を床に起き、ゆずに駆け寄る。
「痛…い…」
お尻から転んだお陰で、擦り傷はなく、大したことはなかった。
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