家族との安らぎ

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それから俺は学校に行き、帰ってきたあとこっぴどくしかられた。 その時引っかかる部分があった。 こんな時に… 母さんがその言葉を言ったあと父さんはおい!と言って止めていた。 そんなことをずっと考えながら一人でチェスをしていた。 コンコンッ ドアをノックする音が聞こえた。 「ん?」 「賢介…」 姉貴の声だ。 「なんだよ。裏切りもの!」 …。 いきなり黙りこんでしまった。 「くそっ調子狂うな。」 「入れよ。」 ガチャッ ドアが開く音がする。 姉貴が入ってきた。 さっきまで泣いていたようだ。
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