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次の日から俺の家や学校での態度は素晴らしくかった。
家では親のいうことは聞くし学校では授業を真面目に聞くようになっていた。
普通の当たり前の生活…
俺はそれが前とは違い苦にはならなかった。
だが…
その日賢介は休み時間昨日徹夜で姉貴とチェスをやっていたので居眠りをしていた。
ドタドタドタッ
廊下を走る音に匠海は違和感を感じ目が覚めた。
いつもの生徒が廊下を走る音にしか聞こえないがその時は賢介のなかでなにかが違った。
バタンッ
ドアが開く音がする。
「賢介!…ハァハァ」
顔を上げると先生が青ざめた顔で俺を見ていた。
誰か親戚が死んだか…
と軽く思っていたが…
「お父さんお母さんお姉さんが失踪した。」
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