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賢介は友達と神社でみんなでかくれんぼをしていた。
「じゃんけん、ボンッ」
賢介は運が悪く鬼になってしまった。
「賢介が鬼な、じゃあ一分数えてね」
「え―また鬼ぃ―?」
賢介は昨日も一昨日もずっと鬼なのだ。
「しょうがないでしょ、負けたんだから。じゃあみんなかくれろ―」
わぁぁぁ……
「1.2.3.4……57.58.59.60、よぉし絶対見つけてやる」
それから20分くらい探しまわったが見つけられず、迷ってしまっていた。
賢介はいつの間にか森の奥深くまで入り込んでしまっているのに気づいていない。
「あれ?」
賢介は8歳ということもあり、少しぐずりながら歩いていると先の見えないト
ンネルにたどり着いた。
そこは空間が歪んでいるように見える
到底今の賢介にはわからないが……
賢介が少し近づくと赤くひかり見えない力で賢介は吸い込まれてしまった!
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