始まりの日

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寝汗でベトベトになってしまっていたため、俺はすぐにベッドから起き上がってシャワーを浴びた後に着替えを済ませた。 そして適当に朝食を済ませて気分転換に散歩に出る。 「はぁ…」 何たって休日にこんな夢を… 何も考えず、ふらふら歩いているとどうやら俺は街中に向かっていたらしく少しづつ人が増えていることに気づく。 こんな気分なのに人混みにいるのは嫌だったので、俺は裏道を通ってここから抜けることにした。 するとどうだろうか。 今まで人混みにいたために全く気付かなかったが、コツコツという足音が俺の耳に響いてきた。 耳障りな…と思ったが何やら様子がおかしい。 気になって何度か裏道に入り、確信した。 俺は後を付けられている。 何故? と思うが思い当たる節なんてない。 とにかく危険な奴等だと嫌なので俺は走って撒くことにした。 中学ではスポーツで暇を潰せると思い、陸上をやっていたために足には少しは自身がある。  
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