転生

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オレがペラペラと話していると、どんどん神様の顔が青くなっていく。 「さらに言えば、もう一つの世界は魔法が主流となっている世界だろ」 「な、なんでそこまで……」 「だから勘。だいだい当たってるだろ?」 「はい……。一つだけ訂正する所があります」 「?どこだ」 「お詫びと言うより、守護者になっていただきたく」 「ああ!そっち!」 「そっち?」 「あれだろ、自分の管理している世界がピンチで、でも自分じゃ手出せないからちょうど死んだオレにやらせるって言う感じだろ」 「……」 もう言葉も出せないらしい神。ま、見てても面白いからいいけど。 「そ、そこまで分かっていて、なんで転生が嫌なんですか?」 「え!面倒だから」 「……」 神呆然、何度見ても飽きないね。 「なんで学生のまま死ねたのに。ようやくオレの夢が叶ったのに。もう一回生きなきゃいけないんだ?面倒だし。ま、そうゆう事だから他の人見つけて、地獄なり天国なり連れてけ」 オレ今、かなり自分勝手な理論を神に押しつけてるな。 「……」 「……」 ん?おかしいな?いつまでたっても神からツッコミがない……。 「お~い。大丈夫か~?」 「……ヒッグ」 「……ヒッグ?」 「ふぇぇぇぇ~~ん!!ぞんなごどいわないでぐだざい~~!!」 神、まさかの号泣 「……」 ええええぇぇぇぇ!!!
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