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2008年に戦後最悪の通り魔事件が秋葉原で起こった。
その一年後、新たな通り魔事件が同所で起こった。
しかし、その事件は4人の重傷者で幕を閉じた。
事件の概要は、犯人、熊田陽平(くまだようへい)が歩行者天国で宣伝をしていたメイド喫茶の店員を刺そうとした所から始まる。
熊田が店員を刺す直前に犯人が彼方に吹っ飛んだらしい。
ぶっ飛ばした人間は関西の高校生、天際 竜(あまきわ りょう)。友人と旅行に来ていたらしい。
偶然熊田の様子がおかしく、注視していたところ、懐からナイフを取り出した為、危険と感じ走り出したらしい。
熊田と天際氏の乱闘となったが天際氏は武術の経験者だったため天際氏の優勢で乱闘は進んだ。
しかし熊田はどうやら麻薬をやっていたらしく、ダメージを感じさせない動きをしていたらしい。
結果として天際氏が勝ちを得ることとなったのだが、それと同時にもう一人の犯人、柴田 広平(しばた ひろひら)の奇襲により脚を負傷。
更に出てきた碇馬 健(いかりば つよし)により圧倒的不利に立たされる。
負傷を重ねた天際氏が最後に取った手段は犯人グループが持っていた麻薬を口にしたことだった。
ダメージをすべて無くし、負った傷を庇わず、ハイな状態で戦った天際氏は今までに無いような圧倒的な力を持って柴田、碇馬両名を叩き伏せた。
以上が事件の全容だ。
その後天際氏は事件の後遺症で大きな痛手を負ったらしい。
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