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出逢い
15分くらいして先生に全部説明した
その日の後に起きたことも話した
その日を境に家族は私を『悪魔』と呼んだ
『殺される』と思っているらしくライターやマッチは家から消えた
そして近づこうとしなくなった
だけど日々罵声は飛ばされた
リスカは悪化し首にまで至った
先生が悲痛そうな顔をした
そして首にガーゼをあててくれた
『少し待ちなさい
今病院を紹介してあげるからね』
先生は看護婦さんたちに傷の手当てをさせた
看護婦さんたちは何も言わず消毒を済ませてくれた
「すみません」
『いいんだよ
さ、紹介状だよ』
病院の地図、先生への手紙を受け取った
『明日一人で行けるように手配しておくからね
医療権も任せておきなさい』
先生へお礼を述べてからおばあちゃん家に行きご飯を食べてから私はその日家に帰った
お母さんは仕事でいないのでその間に風呂を済ませ7時ごろにはベッドに入った
(ただいま★😉
あたし、明日病院行くよ👍)
RYOにメールを送った
あの電話から私たちは更に仲良くなっていた
互いに荷物をしょっている
互いに支えることは出来ないけど
負けないようにって頑張っている互いを見ていると頑張れる気がしていた
(そうか‼😁
良かったな★👍
俺も明日病院だ😏
薬もらわなきゃそろそろ寝れないな➰笑)
(RYOも病院なんだ➰★
じゃあ明日はあんまりメールできなさそうだね😔😔
行く前はメールしていようね)
(大丈夫★
待合室でもたまにメールすっから😁
じゃあおやすみ‼★)
私はとりあえず目を閉じた
今日は泣いたからとても疲れた
久しぶりに心地よい眠気が襲ってきて私は重たくなった瞼を静かにおろした
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