以呂波唄は

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「うーん…醤油欲しいなぁ…」 普段は醤油なぞ絶対かけないが今回ばかりは話が変わる。 川魚だけあって小骨が半端なく多い。しかも前述通り内蔵を抜いてないので時々凄く苦い。面倒なので頭からバリバリやってるが流石に色々不安になる。 「……」 それにしても作者さんがいて良かった。 誰もいなかったらよく分からない木の実を食べてただろう。 魚の匂いはかなり広がっている筈。野生動物がいるか知らないが先程聞いた「ドッペル」やらに嗅覚が有れば即座に反応する。 というか僕なら反応する。今の僕にも少なからず匂いが付着するだろうけど、最悪よっちゃんから薬を貰えば良い。 全くを以て助かる方々である。
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