以呂波唄は

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後ろでヤンデレが云々とか言ってて怖いけど枯れた気力を削って全力スルー!! 「お、着いた着いた…んで確かあの茂みかなぁ…」 藪を漕ぐこと十数分。さっき通った焦土にぶち当たる。 流石に落ち着いたのか普通の荒れ地になっている。焼き畑にはもってこいだろう。 しばしの気休めの後、僕は何とかココへ至る道のりを思い出す。 ―…革靴だから酷い道は通らないし、あの辺りから出た気がするんだよなぁ…― 取り敢えず自分の勘と記憶に頼ることにし、再び藪を突き進んだ。
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