超弩級のドは

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「っつぁー!!痛い痛い!!」 唐突な激痛!!頭と背中を強かに打ちつけた畜生!! 目は開けてる…筈。痛さに負けて視覚を捨ててやがる。 「くぅ…ん?」 静寂。あまりに静かすぎるそれは絶対の孤立。 未だに痛む頭を無理やり働かせ起き上がる。 起き上がる? 「ココ教し…つ…」 一面の塵芥。薄暗いが左から明かりが差している。 ひっくり返った椅子、真っ二つの机、傾いた黒板。 そして暫定教室を横断する、石柱 「お、い…まさかコレ」 既視感に満ち満ちた景色。 いや、見たんじゃない。打ち込んだんだ。 「『学怨天獄』の…教室…!?」
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