以呂波唄は

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「あっつ…何だ何だぁ?」 適当な生枝を集めていると、叫び声と共に熱波が流れてくる。 作者さんが何らかの術を使ったのだろうか。 …とりあえず必要数は採れたので帰還すると。 「暑゙っ」 先程の焦土までとはいかないが、引けを取らないくらい陽炎が揺らいでる。穴の脇には何故かしたり顔の作者さん達と火。 「…火ぃ、ありがとうございました」 代償もここまでくれば理不尽である。
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