以呂波唄は

12/66
前へ
/234ページ
次へ
「熱気で居場所が…」 いや熱気より声が怖いですよ、なんて日記が裂けても言えん。 それこそ2秒で天国の以下略いよいよ川へ魚を採取する。 先程脱いだパーカの下を縛り、袖と一緒に右手で持つ。 フードは左手。これで即席アミの完成。 「おぉ、いるいる。よし…!!」 こうして水辺の闘いが始まった。 ( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`) 幾ら掬っただろうか。後頭部は日光で暑いし腰は痛いしでだいぶ参ってきた。 諦めて川から先程の穴へそそくさと戻り魚を投入。 すかさず僕の鞄で上から蓋をする。 これぐらいで足りるかなぁ。 「じ、じゃあ…刺しましょっか…はふう」
/234ページ

最初のコメントを投稿しよう!

36人が本棚に入れています
本棚に追加