プロローグ

2/2
6559人が本棚に入れています
本棚に追加
/169ページ
こごえる夜 ドアを開けて つんとしみる空気をかきわけて 泳いで メロディアス 夢に呼ばれていた 心をひっかくような旋律 胸を離れず どうして どこまでもゆかずにいられないの 手を伸ばしてもつかまらない 残るものだけが真実にされて 息が凍る 白く白く 汚せないもの 出会えたことだけが      
/169ページ

最初のコメントを投稿しよう!