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｢あとは特殊属性ってのもあるのだが、その説明は、また次回だ。｣
特殊属性……聖霊王と契約した者だけが使える特殊な属性｡俺としては気になった為に説明して欲しかったが、また次の機会に聞くとしよう｡それより今は闇属性の魔法を完璧に使えるようにしないと｡
｢そしてアレンに渡した白い水晶だが、それは闇属性の魔力を流すと黒色になる水晶でな｡昔の我の契約者もそれを使って闇属性の魔法が使える様になった｡｣
それを聞いた俺は、とりあえず水晶に魔力を流してみたが変化はなかった。
｢黒色にならないぞ｡｣
｢それはお前が闇属性の魔力を上手く扱えていないからだ｡闇属性の魔力を使う時は、心を落ち着かせ全てを飲み込む闇をイメージしてやるのだ。｣
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