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テスト休み2日目
マーテンド聖霊魔法学園敷地内の森の中に俺とバルダは居た。
「ふむ、それではこれから、闇属性の初級魔法を2・3個覚えてもらう。」
「わかった。」
俺が返事を返すとバルダは詠唱を始めた。
「闇を纏い全てを断て、闇衣。」
詠唱を終えると、バルダの体全体が薄い黒色のオーラに包まれた。
「これは闇属の初級の身体強化魔法だ、下級の聖霊と契約した人間の初級魔法位なら打ち消してくれる。」
バルダは闇衣を解き、やってみろ、と言ってきた。そして俺は心を落ち着かせ全てを飲み込む闇をイメージして詠唱した。
「闇を纏い全てを断て、闇衣」
すると俺の体全体が薄い黒色のオーラに包まれた。俺は意外にも、あっさりと出来てしまい驚いた。
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