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｢い、意外と簡単だな｡｣
｢それは昨日の水晶でお前が闇属性の魔力を上手く扱える様になったからだ｡…………では、次の魔法を教える、一旦闇衣は解け｡｣
俺はバルダに言われた通り闇衣を解除した｡バルダは俺が闇衣を解除した事を確認すると、闇衣とは別の詠唱を始めた｡
｢輝く光を漆黒の闇で貫け、ダークランサー｣
バルダの詠唱が終わると黒色の短い槍が現れた｡そしてバルダが、行け、と言うと槍は空に向かって放たれた｡
｢今のが闇属性の攻撃魔法だ｡少しだけなら自分の意志で槍の動きを操作できる｡…………あぁ、やらなくてよい、どうせ出来るのだからな｡｣
俺がダークランサーを発動させようとすると止められた｡
(つまんねー)
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