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そして森に来た俺は、紙を見ながら地面に魔法陣を描き、完成した魔法陣の前に立って詠唱を始めた。
「我願うわ、永遠の友。」
すると、先程まで聞こえていた鳥達の声が聞こえなくなっていて、辺りは静寂に包まれ俺の詠唱だけが森に響く。
「我願うわ、絶対なる力。」
そして魔法陣が薄黒く光出した。
「出よ、我らの友なる者よ!」
俺の詠唱が終わると魔法陣が黒く輝きだした。
(眩しい!)
余りの輝きに俺は目を瞑った。そして光が収まったようなので俺が目を開けると、黒色の長髪に紅色の瞳をし漆黒の軽装を身に着けた男が魔法陣の上に立っていた。
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