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アレンの問いの答えを聞き瞳を見た聖霊は
「………その台詞、その瞳、遥か昔に出会った奴と同じだな。……気に入ったぞ、小僧!我と契約させてやる。」
アレンのことが気に入った様で魔法陣から歩きながら出て来た。
「本当に契約してくれるのか?」
アレンは魔法陣から出て来た聖霊に半信半疑な思いを抱きながら聞いた。
「我は嘘はつかないから安心しろ。では、契約を始める。」
アレンにそう言うと聖霊は契約の手順を説明した。
「我との契約方法は簡単だ、我が出現させる聖醒器の双剣を鞘から抜けば契約完了だ。」
聖霊はアレンとの間に赤色の鞘と黒色の鞘に納まった二本の剣を出現させた。
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