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「分かった。それと名前まだ言ってなかったな、俺の名はアレン、アレン・エルデストだ!」
「アレンか、良き名だ。…………我は闇の聖霊王.バルダ………またの名を闇炎のバルダだ。これから宜しく頼む。」
闇の聖霊王.バルダの名を聞いたアレンは驚きの表情を浮かべた。それもその筈、アレンは自分が召喚した聖霊がまさか聖霊王とは思ってもいなかったからだ。
「それでは、何かあったら直ぐに呼べ。」
「わ、わかった。」
そう言ってバルダはアレンの前から消えた。アレンもダラウとソラスを消して、既に暗くなっている夜空を見上げた。
「俺にも………俺にも出来た!聖霊との契約が、しかも、聖霊王と!もう絶対に誰にも俺を馬鹿にさせない!」
そしてアレンの声は森中にこだました。
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