診断1

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コンコン 「失礼します」 保健室は先程と変わらず、ただそこには白衣を脱いだ先生が居るだけだった。 「おいで、そこのベッドに寝て」 白い枕に自分の頭を埋める。 今年から来た保険医さん…名前、何だったかな? 先生は私の視線に気付いたのか、こっちを見る。 「取り敢えず、誰も来ないように鍵閉めるな」  
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